2歳になると、おしゃべりが上手な子と、あまりおしゃべりをしない子と少し差が出てきて不安になるお母さんも多いですよね。
しかし、「自分だけかな?」と思えるそんな不安、実は結構覆うのお母さんが経験してきていることの一つだったりします。
ですが、今では、そんなに焦ったり、不安にならなくても大丈夫だったな、と思えるようになりました。
そこで、2歳でおしゃべり上手は賢い証拠なのか?ということについてや、2歳の言葉量の目安はどのくらいなのか?といったことをまとめてみました。
- 言葉量が多いと賢いからなのかな?
- 2歳で発せる言葉量の目安は?
- 子供との関わり方を知りたい
という方は、早速チェックして行きましょう。
2歳でおしゃべりが上手な子は賢い証拠?根拠なし。
まずは、おしゃべりが上手だと賢いのか、ということについてです。
「2歳でおしゃべりが上手な子は賢い証拠」ということはよく言われますが、実際これについては明確な根拠はないようです。
おしゃべりが上手な子も、言葉が出るのが遅い子も、将来的な学力の差というのは出ていないのです。
2歳の時期は、子供の成長が著しく目に見えてくるのもあり、体の大きさであったり、言葉の発達具合であったり、さまざまな事で発達が早いとか遅いなどの違いが出やすい時期でもあります。
それでも、特別に発達が遅いからといって、気にしすぎる必要はありません。
私の長女は2歳を過ぎても単語がいくつか話せる程度でした。
そこで、3歳で幼稚園に行き、ママがいなく自分から話さなければならない状況を作り出すことにしました。
それにより、友達から刺激を受けたのも相まって、一気におしゃべりが上手になったという過去があります。
そして、その年の冬に流行っていた大人の歌を歌うほどまで言葉が上手になり、私たち夫婦もビックリしたのを覚えています。
そのままでいても、一定の年齢で平均して喋るようになるものなので、気にしないでも良いのですが、「子供ともっとおしゃべりしてコミュニケーションを取りたい!」と思うパパさんママさんは、こういったことをしてみると良いかもしれませんね。
2歳の言葉量の目安はどのくらい?発達の目安を解説!
2歳の言葉量の目安はどのくらいなのでしょうか?
言葉量の目安は、一般的にこのようになっています。
- 24か月(2歳)で200~300語
- 30か月(2歳半)で400~500語
- 36か月(3歳)で1,000語
2歳から3歳までに、言葉料は目に見えてどんどん増えていくので、一緒に生活していてもびっくりするほどかもしれません。
そして、発達の目安としては、初めて言葉を発するのは11ヶ月~13ヶ月です。
最初の言葉としては「ママ」「マンマ」「パパ」「ブーブー」など身近な物の名前を発する事が多いです。
2歳児になると「ママ、だっこ」「これ、ほしい」など、2つの単語を組み合わせた二語文を話し始める時期です。
また、家庭内の事以外にも興味を示す時期でもあり、あちらこちらに注意が行くことも増えてきて、様々な物を指さすことが多くなります。
赤ちゃんが言葉を話すためには、言葉を聞いて「言葉を理解する力」と言葉を実際に「話す力」の2つが必要になってきます。
まずは、「言葉を聞いて理解する力」が先に発達してから、「話す力」のほうに発達段階が移ってきます。
2歳児の言葉の遅れや言葉が出ない時の対応方法
子供がなかなか言葉が出ないと不安になりますよね。
月齢の近い子と触れ合うことが多いと、その子たちと成長の度合いで比較してしまうこともよくあることだと思います。
私の2人の娘たちは言葉が遅く、よく地域の保健師さんに相談していました。
すると、保健師さんがその時に、このようにアドバイスしてくれました。
周りの物に興味を示し指さしをしているのであれば、その度にお母さんが「これは○○だね」「ワンワンいたね」など物の名前を言ってみると良いですよ。
それに、遊びの際に「ドシンドシン」「ぴょんぴょん」などの擬音語を交ぜてみると言葉に興味をもつかもしれないですね。
これを聞いて「なるほどな〜」と思いました。
また、こんなことも教えてくれました。
子供の性格もあり、ゆっくり言葉を溜め込んでいるタイプかもしれないです。焦らずいくことも大切ですよ。
確かに、子供それぞれでインプットもアウトプットも違って当たり前です。
気づかないでいたので、思わず「ハッ」としてしまいました。
また、子供が発した言葉を否定したり、正しい言い方に直そうとせず、子供が言った事を真似してたり、「そうだね。」と受け入れることも大切です。
そうする事で、安心感を覚え、言葉を発しようという気持ちになるようです。
あとは、先ほどもお話ししましたが、同じくらいの年の子が集まるような場所に行ってみることも、言葉を発するのに良いことです。
保育園や児童館、公園などでは、2歳児の子供も様々な刺激を受けます。
同じような月齢の子が側にいるとお互いに意識するようで、真似をすることも出てきますし、子供の脳は柔らかいので、興味を持つだけでどんどん吸収して行きます。
脳の発達には、手足など体のパーツを思う存分動かすことが大切だとも言われています。
脳に刺激が伝わると、言葉の発達が促されるということが分かっているんです。
なかなか外で遊べない場合は、室内で手遊びや絵本を読むことなども効果的です。
2歳過ぎの発達は?言葉が遅い子の特徴について
2歳過ぎの発達には、こういったことが挙げられます。
- 自分自身の意思が出てくる
- 走ってみたり、高いところに上ろうとしたりする
- 家庭内のこと以外にも興味を示し出す
- 見たり触ったりすることが多くなる
意思が出てきて、興味のあることに向かっていく感じですね。
そして、言葉の発達が遅い子の特徴には、こういったことが挙げられます。
- おっとりしている
- シャイな性格
- 慎重な性格
※耳が聞こえないなどの健康上の理由以外
こういった性格の面で、いくつか挙げられますね。
また、もちろん、子供の育つ環境により発達の度合いが変わります。
例えば、兄弟がいるか否か、両親やおじいちゃんおばあちゃんなど沢山の人と関わるのか、保育園などに行っているかどうか、によっても違います。
つまり、子供が話さないからと言って、コミュニケーションを疎かにしてしまうと言葉が発達する機会が減ってしまいます。
それと、大人が手を掛けすぎていても欲求が通ってしまい、言葉を出さなくても大丈夫な状況になってしまうため、言葉を話すのが遅くなる場合もあります。
理由には、女の子の方が言語をつかさどる脳がより早く発達をする点が挙げられます。
2歳でなぜ喋らない?喃語しか話さない原因とは?
2歳なのになかなか話さない・喃語しか話さない原因。
それには、こういったことが考えられます。
- 聴覚に原因がある
- 元々の興味の対象が違う
- 対人関係を築くのが苦手
- 知的な部分で発達に遅れがある
聴覚に原因がある場合
慢性的な中耳炎や耳垢がたくさん溜まっていることといったことが影響して、聞こえが悪くなり喃語しか話さないことがあります。
このような場合は、病院を受診してみてください。
興味の対象が違う場合
両親がどんなに話しかけても興味の対象でなければ、必要になるまで話さない、というおっとりした子も多くいます。
可能であれば、2歳児の子供の興味のあることをサポートすることで、話すきっかけが持てるかもしれません。
対人関係を築くのが苦手な場合
自閉症など先天性の病気があると、言葉を理解できない・命令がわからない・他者とのコミュニケーションを求めていないことがあります。
知的障害を持っている場合
知的障害を持っている場合、言葉の発達に影響があることがあります。
このような場合は、専門的な知識を持った方に相談することも考えてみてください。
大人はそんなつもりはなくとも、強い口調で「◯◯してみて」など言ってしまうと、子供が萎縮してしまい、上手くおしゃべりしづらい状況になってしまうんです。
その場合は、大人も声がけなどの仕方を変えていく必要があります。
イライラしている場合、一呼吸置いてから話すようにしてください。
穏やかに話すように心がけると、子供も話しやすくなるはずです。
2歳言葉の爆発期の前兆はいつ頃?
言葉の爆発期としては、1歳半~2歳前半くらいから多いです。
いっぱいお話をするようになると「これ何?」「あれはどうなってるの?」などの質問も出てくるようになります。
言葉が遅い子でも3歳を過ぎるといきなり話し出したというエピソードもたくさんあります。
3歳前まで溜めていた言葉を思う存分吐き出すようになり、子供の世界観が一気に広がるケースもいっぱいあるということですね。
2歳でおしゃべり上手でもそうでなくても、気にしすぎる必要なし。
大人たちは、子供が産まれると子供のちょっとした成長で喜び、また、逆に不安になることも多いでしょう。
子供の成長のペースって、今一分からないものです。
だからこそ、一般的に言われている成長の度合いを物差しにしてしまい、「今はこのくらい出来ているはずなのに、うちの子はまだ出来ていない。」「成長段階が早く、危ない事も増えてきて目が離せない。」など悩んでしまうんですよね。
また、兄弟がいたり、歳の違い子と会う機会が多いと、どうしても子供同士と比較してしまうこともあると思います。
ただ、「うちの子は何で成長が遅いのだろう?」と焦り、イライラしやすくなり、子供にあたってしまうこともあると、悪循環です。
そうなると、子供にも感情が伝わってしまい、子供が萎縮していまうことも。
2歳の頃のおしゃべりが早いか遅いかや、言葉量の目安すというのは、気にしすぎる必要は全くありません。
2歳児は文字を読むことができないので、周りから聞こえてくる音と目で見えているものを結びつけて、言葉を覚えて行きます。
大人が話していることを子供が理解しているようでしたら、まずは興味がある物を親子で一緒に共有することが、子供の言葉の成長に繋がります。
そして、お話をすることが上手になり、親子での会話を楽しめるようになってきます。
ただ、どうしても言葉の遅れが心配なら、次の4つの事を確かめてみてください。
- 耳の異常がないか
- 視線があい、やり取りを楽しんでいるのか
- 指さしやふり、見立て遊びをしているか
- 模倣行動をしているか
これらの事が問題ないようでしたら、まずはゆっくりと見守っていくことも大切です。
私も子供たちの言葉の遅れで、悩み、イライラすることも多くありました。
その度に保健センターに通い、保健師さんに相談しながら、その時々にできる対策を一緒に考えていただきました。
子供とのコミュニケーションも含めて、お互いにゆっくりと関わりあって笑顔で子育てしていきたいですね。
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