こんにちは!
保育心理士のユウです。
手遊び歌といえば、皆さんはどんな歌を思い浮かべるでしょうか。
きっと、幼少期にたくさん遊んだ思い出の手遊び歌がそれぞれあると思います。
手遊び歌の活躍の場は、活動の導入や何かの待ち時間、子ども達を集めたいときなど様々です。
今回は、中でも3歳児が楽しむことのできるようなものを5つ程紹介していきます。
一度覚えてしまえば、その後何度でも楽しむことができますので、ぜひ覚えていってくださいね。
3歳児の手遊び歌!人気5選を動画付きで紹介!
手遊びといってもその種類は膨大で、何を選んで遊んだらよいのか迷ってしまいますよね。
一度にあれこれと様々なものに手を出しすぎてしまっても、子ども達に定着しませんしなかなか馴染みません。
そこで、まずはこの歌を試してみてはどうかという手遊びを5つ紹介しますので、ぜひみんなで楽しんでみてください。
グーキョキパーでなにつくろう
【 歌詞 】
グーチョキパーで グーチョキパーで
なにつくろう なにつくろう
右手がパーで 左手がチョキで
かたつむり かたつむり
誰もが聞いたことがあるといっても過言ではないこの手遊び歌。
歌詞の、「右手が」と「左手が」の後の手の形を好きなものに変えながら、その組み合わせでできるものを探してみてください。
アンパンマンやドラえもんなどの子ども達に人気なキャラクターになることもできます。
ヘリコプターやカニさん、ちょうちょは定番ですね。
保育者が手の形だけ指定して、子ども達に「んー、何ができるかな?」と問い掛けながら遊んでみるのも、盛り上がりますよ。
ただ、この手遊びで気を付けてほしいことが一点だけあります。
基本的には、手遊びは子ども達と向かい合って行うことが一般的です。
保育者が、歌詞の通りの手を出してしまうと、子ども達から見て逆向きになってしまいます。
子ども達は見たそのままを真似しますので、左右を子ども達の視点に合わせてあげましょう。
はじまるよはじまるよ
https://www.youtube.com/watch?v=YUyPL5HBr9M
【 歌詞 】
こっちからピカチュウがやってきて
可愛く鳴きました ピカチュウ
こっちのピカチュウも出ておいで
ランラ ランラ ランラ ランラ 手は後ろ
こっちからピカチュウがやってきて
可愛く鳴きました ピカチュウ
こっちのピカチュウも出ておいで
ランラ ランラ ランラ ランラ 手は後ろ
両方からピカチュウがやってきて
可愛く鳴きました ピカチュウ
二人で仲良く遊んだら
ランラ ランラ ランラ ランラ 手はおひざ
この手遊び歌は、子ども達に今でも愛されているポケモンのピカチュウが出てきます。
手遊びが始まるとわかると、「ピカチュウがいい!」と言ってくる子ども達も多くいるくらい人気の手遊びです。
もしできていなくても、歌と動きを楽しんでください。
「可愛く」の部分を「かっこよく」「静かに」「怒って」など様々な言葉に変えることで、子ども達も変化を付けて楽しむことができます。
また、もしも紙芝居や絵本の導入に使うのであれば、「二人で仲良く遊んだら」の部分を「これからお話始まるよ」という歌詞に置き換えても良いでしょう。
とても楽しく人気のある手遊び歌なので、ぜひやってみてくださいね。
パンやさんにおかいもの
【 歌詞 】
パンパンパンやさんに おかいもの
サンドイッチに メロンパン
ねじりドーナツ パンのみみ
チョコパンふたつ くださいな
ハイハイたくさんまいどあり
サンドイッチにメロンパン
ねじりドーナツ パンのみみ
チョコパンふたつ はいどうぞ
「おなかすいちゃった」というつぶやきが耳に入ったとき、この手遊び歌をして昼食までの短い時間を繋いだ覚えがあります。
たくさんのパンの種類が出てくるので、子ども達の朝食の話に繋げたりままごとに取り入れたりと幅広い場面で活躍してくれる手遊び歌です。
また、子ども達に「今日は何パンを買いに行こうか?」と問い掛けて、出てきたパンを買いに行く歌詞に変更しても楽しむことができます。
3歳児でしたら、チョコパンの部分だけ変える形にした方が変更した後も歌いやすいでしょう。
たくさんアレンジをして楽しんでみてください。
かみなりどんがやってきた
【 歌詞 】
かみなりどんがやってきた
ドンドコドン ドンドコドン
かくさないととられるぞ
ドンドコ ドンドンドン
かくすのは おへそ
この手遊び歌は、普段の保育ではもちろん、節分の時期にも活躍してくれます。
リズミカル且つゲーム感覚で遊ぶことのできる手遊びですので、子ども達にも人気です。
3歳児でしたら、最初は隠す場所を増やすのではなく変えるだけにした方が楽しむことができるでしょう。
慣れてきたら、どんどん増やしていきたいですね。
落ちた落ちた
https://www.youtube.com/watch?v=SHV0CY9tHnk
【 歌詞 】
落ちた落ちた 何が落ちた
りんご!
とても短い歌詞の手遊び歌ですが、こちらもゲーム感覚で楽しむことができるものです。
また、「流れ星」は祈るポーズのやり方もあるようです。
落ちてくるものは、子ども達と考えながらアレンジすることができますので、ぜひいろいろと試してみてくださいね。
【保育実習】3歳児向け手遊び歌を導入で使うポイント
活動の導入として、手遊び歌を行う実習生は多いかと思います。
そんな手遊び歌をより良く活用するためにも、いくつかのポイントを押さえておきましょう。
まず手遊びの種類ですが、これは主となる活動に関連付けたものが良いでしょう。
もし、関連した手遊び歌がないのであれば、歌詞の最後が「手はおひざ」になっているような、お話が始まることを意識できるものを選びます。
しかし、子ども達がやったことのないものを選ぶことは避けた方が良いでしょう。
導入で教える時間を取ってしまっては、主活動とどちらがメインなのかわからなくなってしまいます。
時間的にも、そのような余裕はありません。
実習生が前に出て何かを行う際は、できるだけ普段の保育の延長線上でできるよう意識することをおすすめします。
そのためにも、普段から担任の保育者がどのように導入を進めているのか、子ども達がどんな手遊び歌をして楽しんでいるのかを、よく観察しておいてください。
もし、実習期間中に見たことのないものを行いたい場合は、もしかしたら期間外ではやったことのある手遊びかもしれませんので、そのまま諦めず保育者に確認してみましょう。
歌詞やリズムも、保育者によって異なる可能性がありますので、しっかり聞いておいてくださいね。
手遊び歌の種類が決まったら、当日までにきちんと自分でリハーサルをしておきましょう。
手遊び歌は簡単だから練習しなくても大丈夫、主活動の方で手一杯だ、と思われる方もいるかもしれませんが、手遊び歌もいざ自分が前に立って行うと上手くいかないことがあります。
先程紹介した『グーキョキパー』や『かみなりどんがやってきた』のように、毎回歌詞の一部が変わるものであれば、事前に何にするのかを決めて練習しておかないと緊張で忘れてしまい、予定とは異なるものをやってしまったということにも繋がります。
また、右手と左手が関係してくるものでは、子どもの鏡になるよう左右をすべて逆にやらなければいけないため、練習しておかないと混乱してしまいますね。
ただでさえ緊張してしまう場です。
当日は、実習生が前に出ているというだけでいつもと環境が異なります。
環境の変化に弱い子は、それだけで興奮してしまったり集中することが難しかったりということも考えられますね。
事前に予想ができる場合は、対策を担任と相談しておくと良いでしょう。
また、導入は次の活動に繋げるための入り口であり、子ども達の視線を集めるための手段の一つであることを忘れないでください。
たしかに、導入はその後の活動への期待を高める大事な役割となります。
しかし、そこばかりに気を取られて時間を使ってしまっては、その後のメインの部分の時間がどんどん少なくなってしまいますよね。
クラス全体が落ち着かず活動にならないのであれば別ですが、全員の気を引くことができなくても、失敗してしまっても、ある程度導入の役割を果たすことができれば良いのです。
保育者も、実習生に完璧な保育は求めていません。
失敗から学び、導入の大切さや活動を行うことの楽しさや大変さを知ってもらえたら、それだけでその実習の価値はあります。
危険がない限りは、多少上手くいかなくても保育を進めましょう。
保育者も目に余ることがあれば、手を貸してくれたり助言をしてくれたりするはずです。
あまり硬く考えすぎず、次の活動への気持ちを高めることを意識しながら、導入を行ってみてくださいね。
3歳児のわがまま対処法!
3歳児は、自分の気持ちを言葉や行動などあらゆる方法で全面に出すようになってくるため、2歳のイヤイヤ期がパワーアップしたと感じる方もいるかと思います。
そんな子どもにいつでも全力で対応していたら、大人側も疲れてしまいますよね。
そこで、まずは全力で対応する場面を絞ってみては如何でしょうか。
例えば、子どもが危険なことをしたときや人を傷つけるようなことをしたときです。
この2つは、見て見ぬふりをすることはできませんよね。
きちんとした対応が必要な場面です。
子どもが嫌がっても、真摯に向き合い叱る必要があります。
一方で、着替えや片付けなど身の回りのことを行わなかったり、ご飯のメニューに文句を言ったりなどの場合はどうでしょうか。
それをしなくても、子ども自身や誰かが危険にさらされることはありません。
もちろん、大人はその態度に頭にきてしまうかもしれないですし、時間的な余裕もないのかもしれません。
つい、子どもと本気で言い合いをしたり叱りすぎて子どもが泣いてしまい状況が悪化したり……なんていうこともあるかもしれませんね。
しかし、すべて全力で対応して叱っていては、大人の方の体力面も精神面ももちません。
また、子ども達は楽しいことが大好きです。
わがままを言っているとき、それを何か楽しいことに変換できないか考えてみてください。
一旦それを中断してまったく別のことをしてみたり、場所を移動するなど環境を変えてみたりという簡単な方法もあります。
先で紹介したような手遊び歌で一緒に遊んで気分転換するのも良いかもしれませんね。
『叱る』よりも『褒める』の機会を増やすことも、普段のわがままの頻度を減らすことに繋がりますよ。
まずは、子どもの気持ちを落ち着かせてあげることを意識してみましょう。
3歳児の手遊びはポイントを抑えれば簡単に楽しく子どもとかかわれる
様々な種類がある手遊び歌ですが、状況に応じて行うものを変えていきたいですね。
・歌や動きを楽しむ手遊び歌とゲーム感覚の手遊び歌の使い分け
・場面に応じた歌詞の変更で楽しさアップ
・導入の手遊び歌は次の活動と繋げる
・普段親しんでいるものを導入で
・実習生は導入も念入りに練習
・3歳のわがまま対処はまず子どもも大人も気持ちを落ち着かせること
・叱るポイントを絞って対応
日常の中に自然に溶け込んでくれる手遊び歌の良さを、様々な場面で活かしていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
それでは今回はこのへんで失礼します。
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