こんにちは。
保育心理士のユウです。
保育日誌は子どもの実態を把握して、適切な援助につなげるために書きます。
0歳児の保育日誌の書き方をポイントでまとめると以下の4つになります。
- 視点を決めて書く。
- 情景がわかるように具体的に書く。
- 子どもの実際に起こした状態をどう見てかかわったか?保育者の子どもの見方、関わり方を書く。
- 反省や自己評価を書く。
書き方がわかれば個人別記録表の狭いスペースでも保育者の見方、かかわりや評価を書けるようになりますよ(^^)
そもそも保育日誌は、上記のポイントを意識してねらいに対してどのような子どもの姿が見られたかという事を考察しながら書く記録です。
あなたは、日々子どもたち1人1人に目を向け0歳児の子どもや1歳児の子どものどんな遊びを保育に取り入れていったらいいのか?を考えるいるはずです。
とはいっても、いざ保育日誌を書こうとすると、保育独特の言い回しや保育日誌を書くことに慣れていないとペンが止まっては動いての繰り返しになってしまい、かなりの時間を消費します。
そこで今回の記事では、0歳児・1歳児の3歳未満児を対象にした保育日誌のねらいや考察の書き方についてまとめました。
実際に保育現場で働いている保育士の具体的な解説もあるので参考なれば嬉しいです(*^^*)
【0歳児・1歳児】保育日誌のねらい最重要ポイントは?
0歳児・1歳児の保育日誌の最重要ポイントは、園長先生に提出するために書くものでもなく、仕事だから書かないといけないというものでもありません。
子どもと保育士が向き合い子どもがどの様に関わったらこう変わった、子どもの成長を見守ったらこのように成長してくれたなどの「ねらい」を考え、子どもの成長と向き合う事の出来る大切な書類だと思います。
保育雑誌などの例文を参考にして、自分の言葉で書いていくのも手段としてあります。
保育日誌を書くにあたり本質を理解していないとスラスラ書けるようになりません。以下のポイントを意識して書いてみましょう。
- 保育をしながら「このことを書きたい」と思う視点や意欲をもつ。
- 書くべき必要なことを保育をしながら決めておく。
- 具体的な事実を積み重ねて書く。
- 「子どもの姿を保育者はどう観てかかわったか?」を記述する。
- 評価は的確な現状認識をすることや課題を見出すことから具体的なめざす方向を示す。
このように「ぜひ書き残しておきたいと思ったところに視点を定めて具体的に書く」や「その子どもたちの姿を保育者がどう観てかわったを述べること」が本質的な部分です。これらが保育日誌の書き方として超重要です。
【0歳児・1歳児】保育日誌のねらいの書き方のポイントは?【例文】
0歳児・1歳児の保育日誌のねらいの書き方は、1年間の指導計画からねらいを、月案におろし、月案から保育日誌におろしてきたものを元に、どのようなねらいで保育を行ったのかを記入します。
そして、ねらいには子どもたちにどうあってほしいのかという保育のねらいを書きます。「~を楽しむ」「~をしようとする」「~を味わう」など子どもの心情、意欲、態度を育ちの側面から子どもの視点で設定します。
短い例文だと「給食を食べる」という内容ではなく「色々な食に興味を持ち、自分で食べる事を楽しむ」というように、具体的な表現が必要です。
子どものどこを成長させてあげたいか?という事を具体的に言葉にして、なんのためにこのような活動をしたのか考察を大切にするといいと思います。
日々子どもに寄り添い大人が子どもの成長を促してあげたい部分と子どもの気持ちが合う事がとても大切だと思います。
【0歳児・1歳児】保育日誌考察の書き方は?【例文あり】
0歳児・1歳児の保育日誌の考察の書き方は、目標やねらいの達成や、次の日の保育につなげたいことなどを記入します。
考察は「どのような時、どこで」「子どもがどんな行動をしたら」「どのようなことが起こったのか?」などを意識しながら書きましょう
以下に保育日誌の考察を書く際のポイントを書きます。
- 一人ひとりの子どもの成長や変化をとらえる。
- 保育士の適切な援助がなされていたかどうかをふりかえる。
①は子どものこれまでと違った一面を発見したらそれを記述します。その子のよさや得意なことなどを積極的に認めていきます。つまり、結果として現れる目に見える力よりも子どもの内面的な育ちをとらえることがとても大事です。
目の前にいた子どもたちの姿を思い出して、今、この子たちにはどんなことが必要か?を考え、その遊びでどのように成長出来たのか?日々考える事が必要です。
②は保育者自身の保育について気づいたことや反省すべきことなどを書きます。具体的には、いつも同じ同じ子どもたちばかり関わってしまうことはないか、子どもへの声がけが多くて、子ども自身で判断する機会を奪っていないかなどです。
ちなみに「見る」は「目に見えるはたらき」という意味があります。「観る」は「目に見えないものを見いだすこと、相手の真実の求めをとらえる」という意味があります。保育で必要なのは。観る力を養い、保育者の専門性を磨くことです。
簡単な例文だと、「この頃本児は、ロッカーの名前シールに興味がありすぐはいでしまう事が多いので、遊びの中で手先を使ったシールはがしの制作をしました。
成長してシールがはがせるようになり今は、とても興味を持っているので、意欲的に楽しんで満足していました。これからも保育に取り入れて、繰り返し手先の遊びをして成長を促していきたいです。」
0歳児・1歳児は特に個別の成長を大切にしてあげられるとよいですね。
どんな事に興味があるかという事を考えて保育を具体的に考えてみると「良い考察」が書けます。
【まとめ】保育日誌のねらいや考察の書き方は具体的に書くのがポイント!
以上、0歳児・1歳児保育日誌のねらいや考察の書き方についてでした。
保育日誌は、子どもの成長と向き合い考察の出来る大切な書類だと私は思います。
目の前の子どもの様子を見て、どんな事に興味があるかという事を考えて保育を行うと「良い考察やねらい」が書けるといます。
例文として先輩の文を読ませてもらうのもいいですね。
子どもがどんなことに興味を持っているのかと考える事が大切だなとつくづく思います。
大人のやらせたい事は見栄えもいいかもしれませんが、子どもがやりたい事を伝えられるという事がこれから成長していく子どもにはとても大切だと思います。
0歳児や1歳児もまだ言葉では伝えられませんが、伝えようとしているサインをくみ取って保育につなげることが保育者の役割です。
保育日誌の書き方を工夫することでより良い保育につなげていけると良いですね。
・【0歳児・1歳児】保育日誌の最重要ポイントは子どもの成長と向き合う事
・【0歳児・1歳児】保育日誌のねらいの書き方のポイントは子どもの成長を促す保育を具体的に考えること
・【0歳児・1歳児】保育日誌考察の書き方は目標やねらいの達成を考え、次の日の保育につなげたいことなどを記入
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