こんにちは!
保育心理士のユウです。
どんな仕事でも、その職業だからこそ心掛けていることはあると思います。
保育士として働いていくために、心がけることはどんなことでしょうか。
また、働いていても、なかなか自信がもてないことや誰かに向いていないと言われたということはあるでしょう。
ですが、そんな簡単に辞めることはできませんし、それが必ずしも正しいわけではありません。
そこで、今回は保育士が心がけていることについてまとめました。
- 保育士が心がけていることがわかる
- 人間関係がよくなり、自分に自信がもてる
- 子どもと保護者から信頼を得ることができる
保育士が保育で心がけていること5選!
たくさんの子どもや保護者と関わるうえで、保育士も日々心掛けていることがあります。
その中でも、特に意識しておきたいことが、下の5点です。
- 笑顔
- ありのままを受け止める
- 視野を広くもつ
- 保護者との密な連絡や連携
- 健康第一
笑顔
保育士は、どんなときでも笑顔を絶やしません。
何か悪いことをしてしまって叱るときには、もちろん真剣な表情もしますが、解決した後にはきちんとできたことを笑顔で褒めてあげるのが保育士です。
笑顔で過ごしている先生のクラスは、自然と笑顔で一杯のクラスになっていきます。
保育士がステキな笑顔でいることは保育の肝といっても過言ではありません。
やさしい眼差しから出る笑顔を引き出すには自信がないと出来ないですよね。
ありのままを受け止める
例えば、行事に参加しない子どもがいたとしても、強制的に参加させることはその子の「やりたくない気持ち」を無視してしまうことになります。
やりたくない理由を取り除いたり、見ていることや一部分だけ一緒にやってみたりすることで、参加という形をとることは保育の中で日常的に行われているのです。
また、悪いことをしてしまったときには、それはいけないと強く一方的に叱ってしまいがちですが、保育士は「何故そのようなことをしたのか」という部分を大切にしています。
子どもの言葉は曖昧であったり自分がされたことだけを伝えてしまったりという部分があるため、相手がいる場合には複数人に言葉を求めます。
子どもの気持ちや考えを決して否定しないことは、保育士が常に意識していることだと言えるでしょう。
視野を広くもつ
この仕事では、多いときには一度に20~30人近くの子どもをみていかなければいけません。
しかし、人数が多いからといって、子どもと関わるのもほどほどに、ずっと立ちっぱなしでクラス全体を見渡している、というわけにもいきませんよね。
その中で、誰がどこで何をしているのかを把握するためにも、保育士は目の前の子どもと真剣に遊びを楽しんだり活動をしたりしつつも、常に周囲へ目を配ることを意識しています。
物理的な視野の広さだけではなく、製作や子どもへの保育観に関しても、固定概念を持たずにあらゆる可能性を探る視野の広さをもって、保育の幅を広げようとしている保育士も多いでしょう。
狭い視野は、子ども達の危険を高めたり保育の幅を狭めてしまったりするのです。
保護者との密な連絡や連携
保育をしていく上で、子どもと同じくらい関わりが深いのが、保護者です。
子ども達は、家庭と保育園、二つの場所を主な生活の場としているのですから、片方にいるときの様子だけを知っていればいいというわけにはいきません。
そのため、それぞれの家庭に合った連絡を怠らず、日々の会話や関係を大切にしています。
健康第一
当たり前のことかもしれませんが、保育士は特に体調管理に注意が必要です。
ただの風邪であっても、普通に引く風邪と子どもからもらった風邪はまるで別物のように感じます。
子どもにとって、特に担任の先生は大きな存在ですよね。
担任の先生がいないだけで、子ども達の様子はいつもと異なってしまうものです。
滅多に休む先生がいないというのも、このような環境下で日々健康に気を遣っている証拠ではないでしょうか。
保育士を向いてないと言われたら辞めたい気持ちを回避する基本的な方法!
自分で思っているだけならまだしも、人から「向いていないのでは?」などと言われると、一気に自信を無くしてしまいますよね。
しかし、人から言われて辞めてしまうのは非常にもったいないことではないでしょうか。
4年くらい経って、ようやくスムーズに保育ができるようになったという人もたくさんいますし、10年経ってもどうしたらよいのかわからない問題に直面する保育士もいます。
まだ勤めて年数が浅い中でできないことも、経験や慣れできるようになっていくことが多くあるということを、忘れないでおくと良いですね。
また、もしかしたら保育士ではなく、特定の何かが向いていないというだけなのかもしれません。
もし、創意工夫を苦手とする人が、製作活動が盛んな中にいたら、どんどん自信を失ってしまうことになりかねませんし、周囲からは向いていないと言われてしまうかもしれません。
保育士ではなく、その保育園に向いていないだけかもしれませんよ。
そして、たとえ向いていないと言われてしまったとしても、最終的に決めるのは自分です。
他の人からの評価も成長には大切ですが、自分を信じてあげることもとても大切なことですので、しっかりと自分で判断していきましょう。
保育士の魅力5箇条♪
保育士は、とても魅力的な仕事です。
ここでは、どんなところが魅力的なのか、具体的にお伝えしていきます。
- 子どもの笑顔と成長
- 日々の発見
- 行事での達成感、感動
- 感謝の言葉がいっぱい
- 社会的貢献を実感
子どもの笑顔と成長
子どもは、日々成長していくものです。
昨日できなかったことが今日はできるようになったり、苦手だったことに初めて挑戦してみたりと、たくさんの成長を肌で感じることができます。
疲れも癒してくれる無邪気な笑顔を自分に向けてくれる瞬間は、何にも代え難いものでしょう。
日々の発見
保育をしていると、毎日発見があります。
大人にとっては当たり前になっていることを聞かれることもあり、子どもと一緒に「これってどういうことなのだろう」と考えることも屡々。
普段何気なく見ている景色や自然現象も、子ども達といると、全てが発見の場へと早変わりします。
大人になって忘れてしまった感覚や感動を取り戻してくれる環境であるといえるでしょう。
行事での達成感、感動
数多くの行事が行われる保育園ですが、子どもができることには限りがありますので、企画や準備は保育士が負担する部分が大きいです。
やりたくないと参加しない子、失敗すると拗ねてしまう子、泣き出す子など、子ども達の姿は様々です。
そんな中で迎える当日は、喜びをたくさん感じることができます。
運動会やお遊戯会など、クラス一丸となって行うものは、感動も大きなものであり、自分一人でやり遂げたものとは、格段に違う達成感を味わうことができます。
感謝の言葉がいっぱい
大人になっても、「ありがとう」の一言を貰えるだけで、心が温かくなるものですよね。
日々子ども達に寄り添い、成長を促す保育士は、たくさんの「ありがとう」を貰っています。
その中でも特に、保護者から感謝されることは多いです。
「先生にみてもらえてよかった」「先生のおかげです」などの言葉は、自分の保育が認めてもらえた喜びにも繋がりますし、次の保育への大きな力となります。
社会的貢献を実感
現在、両親共働きの家庭も増えており、保育士のニーズはより高まっています。
また、その後の成長にも大きく関わる乳幼児期の子どもを。保護者と共に育てていくことができるというのは、とても意義のあることです。
保育士の適正ってなに?
保育士の適正はいくつかありますが、まず大前提として子どもが好きであることがあげられます。
そして、多くの子ども達や保護者を相手にするため、体力と精神力も欠かせません。
大人になって全力で鬼ごっこをするなんていう経験は、この仕事ならではのものです。
それと同時に、たくさんの保護者と関わるため、苦情や子ども同士のトラブル、発達や生活面の相談など、様々な事柄に対応しなければいけません。
また、保育の中では様々な制作活動や行事が行われるため、器用さや発想力、企画力があるとなお良いでしょう。
もちろん、子ども達に問い掛けて案を募ることもありますし、主体は子どもですが、その案を纏めたりより良い方向へと発展させたりしていくのは、保育士の役目です。
保育士の力量が試される場面は、多々あります。
他にも、聞き取りやすい大きな声の出せる人、ピアノを弾ける人など、適性を挙げだしたらキリがありません。
小さい声の人は、視覚的に子ども達を惹きつけ、落ち着いた中で話をすれば良いですし、ピアノが苦手であっても、主旋律だけ弾く形にしたりCDを使ったりと、工夫次第で補うことができます。
このように、今挙げた適性の中には、努力や工夫次第で何とかなってしまうことも多くあるのです。
もちろん、最初から兼ね備えているに越したことはありませんが、「子どもが好き」「子どものために働きたい」という気持ち以上の適正はないのではないでしょうか。
必要な適性は、後から備わることも多くあるということを、ぜひ覚えておいてください。
保育士が心がけていることが出来れば、強い気持ちで乗り切ろう!
項目ごとに具体的に書いてきましたが、参考になることは見つかったでしょうか。
今回のポイントは、下の5点です。
- 笑顔で共感し健康的な保育士であることを意識
- 保育士は長年かけて一人前
- 向いていないか決めるのは自分
- たくさんの成長への喜びや感動が魅力
- 子ども好きであれば他の適正は工夫と慣れ次第
精神的負担の多い仕事ですが、その分喜びを感じることも多くあります。
人からの言葉や自分の苦手な部分ばかり気にして落ち込むのではなく、どうしたら改善できるか、子どものためにできることは何かを意識していきたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは今回はこのへんで失礼します。
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