こんにちは!
保育心理士のユウです。
指導案を書くのってどの年齢でも大変ですよね。
運動会にむけて年間指導計画と並行しながら書いていくと、とても書きやすいです。
ちなみに、年間指導計画では、現在の様子から子どもの姿を予測し、保育の中で育ってもらいたい部分をねらいとすることで、スムーズにかけると思います。
そこで今回は5歳児の指導案のねらいや書き方のポイントを現役保育士が紹介します。
5歳児運動遊びの指導案ねらいの実例紹介!
5歳児は園の中でも最年長の学年。小学校に上がる前の時期なので様々なことができるようになります。
自分たちで考えることができるようになり、少し難しいことにも挑戦できるようにもなります。
こうしたことを意識してねらいも設定するようにするとすぐに書けますよ。
・自分たちで主体的に遊びを改善するルールを考える。
・ルールを守って友だちと協力して遊ぶことができる。
・問題が発生したときも自分たちで解決することができる。
初めに述べた、自分たちで考え、挑戦することをねらいに取り入れることでスムーズに書けました。
5歳児の運動遊び指導案の書き方を実例で解説!
先程紹介した「ねらい」「環境構成」「保育士の援助、支援」が必要となります。先程と同じフルーツバスケットで考えてみます。
例)フルーツバスケット
「環境構成」
・「フルーツバスケットをやるよ、準備しようか」の呼びかけに応じて子どもに椅子などの準備を促す。
・ルールを全員で確認した後に、普通のルールでやってみる。
・子どもたちにアレンジや新ルールの案を出してもらえるように声掛けをする。
5歳児になると、物事を考えられるようになるので、声掛けで、自分たちで考えて遊びを展開できるようになります。
なるべく子どもの気持ちを優先させ、遊びを発展させていけるようにすることが大切ですね。
「保育士の援助、支援」
・保育士は導入、意見のまとめ役を中心にゲームを進め、子どもだけで解決できない場合のみ、援助をするようにする。
・準備やゲームの進行がスムーズに進めることができ、時間を意識して進むようにするための声掛けを状況を見て行う。
あくまで、子どもの考えを主体に考えながら遊びを進められるように見守る事が大切になりますね。
意見を出す人、ゲームの中心になる人が偏らないように注意しながらゲームを進めるのも大事な役割になると思います。
そのためには、状況にあった声掛けが必要となります。
5歳児運動遊びおすすめ5選!
「ドッジボール」
ボールの速さや方向を瞬時に見極め、それに当たらないように逃げたり、うまくボールをキャッチして相手の陣地に投げ入れたりするゲームです。
体をダイナミックに使って遊べるのと、友達と連携をとりながらゲームを進めていくので、コミュニケーション力も身につきます。
チームを変えて何度も遊べるので盛り上がりますよ。
「長縄跳び」
縄を持つ人と飛ぶ人を交代しながら、「何回飛んだら交代する」など自分たちでルールを決めながら体を使って遊べると思います。
1人で飛ぶのとはタイミングも変わってくるので、考えながら体を使う遊びですね。
「ピンポン玉リレー」
お玉やスプーンなどにピンポン玉を乗せて競争するゲームです。
チームを作り、スタート地点と折り返し地点を決め、次の人にバトンタッチし、はやくゴールしたチームが勝ちになります。
これは、焦れば焦るほど失敗しやすいので悔しい気持ちを育んだり、どうすれば上手くいくかを考える力を育てたり出来るのでおすすめです。
またチームワークも重要になるので、団結力も生まれますよ。
「新聞紙鬼ごっこ」
新聞紙をお腹に当て、一定のスピードで走ることで、新聞紙が落ちずにくっついています。
その状態で鬼ごっこをします。
通常の鬼ごっこと同じで鬼にタッチされたら、交代の他に新聞紙が落ちた場合も鬼になります。
このゲームは、判断力も持久力も必要となるゲームですよね。
私も一緒に遊びますが、子どもの体力の凄さに毎回関心すると同時に自分の体力の無さを痛感してしまいます(笑)
寒い日には、体も温まるのでおすすめです。
「動物リレー」
これは、運動会にも役にたつのでおすすめしちゃいます。
チームを作り、スタート地点と折り返し地点またはゴール地点を決め、保育士が動物の名前をいいます。
その動物の動きでゴールまたはバトンを繋ぎます。
コースの途中に裏返したパネルを置き、ひっくり返して描かれた動物でゴールを目指すというもの。
見ている保護者もハラハラしちゃいましたと言われるほど人気がありました。
動物の例をいくつかあげます。
*ワニ*
右手・右足、左手・左足を同時に動かして前や横に進む。
*アシカ*
・肘を伸ばして体を支えながら前に動く 。
*イヌ*
・手足をつけて動く。
*ウサギ*
・両手足を交互に使いジャンプで移動する。
*クモ*
・お腹を上にして、お尻をできるだけ高くし て前後に動く。
動物は、子どもたちと意見を出し合いながら決めるといいと思います。ぜひ参考にしてください。
まとめ
5歳児の指導案のポイントやねらいをどのようにとらえて、保育士が実践している書き方を紹介しました。
保育にとって計画はとても大事なので、今回紹介した内容が役に立てば嬉しいです。
・指導案は、子ども達のいまを一歩発展させて実現可能なねらいを立てることで簡単に書ける。
・5歳児ならではの自分たちで考えることができる。少し難しいことにも挑戦できるとなお良い。
・「ねらい」「環境構成」「保育士の援助、支援」を盛り込んで指導案を作る。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
それでは今回はこのへんで失礼します。
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