こんにちは。
保育心理士のユウです。
秋に運動会を控えている保育園の先生たちは、今ちょうど運動会に向けて動いているところではないでしょうか。
そこで、今回は4歳児のダンスにぴったりの曲やダンスの教え方、入退場にオススメの曲などについて、紹介していきます。
悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
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保育園の運動会の4歳児ダンス人気曲5選!
運動会でのダンスを決めることにおいて、最初に悩むものが曲決めではないでしょうか。
これだ!というものがなかなか見付からなかったり、保育士が良いと思っても子どもにはあまり受けが良くなかったりということは、よくある話だと思います。
ここでは、数多くある曲の中から実際に使われているダンスにぴったりの曲を5つに絞って紹介します。
ひょっこりひょうたん島
親世代も知っていて、様々な歌手がカバーをしている『ひょっこりひょうたん島』。
子ども達はあまり知らないかもしれませんが、繰り返しの言葉が多く出てくるので、すぐに歌を覚えてしまいます。
曲の長さも丁度良いので、曲を編集しなくても使うことができて安心です。
エビカニクス
2002年に発表されてから、今でも根強い人気を誇っている『エビカニクス』。
ノリの良い曲調と繰り返される「エビ カニ」の言葉に、子ども達もノリノリです。
今年は、この曲を歌っているケロポンズが20周年とのことですので、これを機に運動会でエビカニクスを踊ってみては如何でしょうか?
ぼくらは小さな海賊だ!
数年前に子ども達に大人気となった『ブンバ・ボーン!』の作詞、振り付けを担当した たにぞうこと谷口圀博さんと体操のお兄さんをやっていた佐藤弘道さんが手掛けた楽曲です。
「海賊だ!」や「ゴーゴーゴー!」といった掛け声が入っているので、みんなで言いながら踊ると楽しめますね。
間奏も十分にありますので、隊形移動も余裕をもってできそうです。
アロハ・エ・コモ・マイ
ディズニー映画『リロ&スティッチ』に使われていた曲になります。
振り付けは一から考える必要がありますが、ノリの良い曲調ですので、子ども達と一緒に考えてもいいかもしれませんね。
ハワイをイメージした衣装や小物を用意すると、華やかに見えますね。
パプリカ
今年の人気曲に欠かすことができないのが、この『パプリカ』だと思います。
2020年応援ソングとなっていて、現在NHKで放送されているので、知っている子がとても多いです。
実際に、5月に運動会が行われている小学校でも踊っているところが多くあり、保育の現場でも子ども達が口ずさみながら踊っています。
元々振りが付いていますが、4歳児に難しいところや自由な動きのところは、状況に合わせて保育士が踊りやすいように変えてあげましょう。
曲決めで大切なことは、踊りやすいテンポや子どもが楽しいと感じることのできるものを選ぶことです。
どんな名曲でも、子どもが興味を持つことができないものは、好ましくありません。
自発的に『踊りたい!』と思えるような曲を選んでくださいね。
保育園の運動会の4歳児ダンスの簡単な振り付けを30分で園児に伝える方法
曲が決まったら、次はダンスの振り付けですね。
元々ある振りを教えるのか、先生が考えて教えるのか、子ども達と一緒に考えるのかでかかる時間は変わってきますが、今回は30分で伝えるということで、用意してある振り付けがあることを前提として話を進めていきます。
耳に馴染んだ曲であれば、親しみを持ってダンスにも取り組むことができます。
その下準備を済ませておいたうえで、一度先生が踊ってみます。
このとき、先生は子ども達と向かい合っているでしょうから左右反転させて踊ることを忘れないようにしてくださいね。
雰囲気がつかめたら、今度は動作に合わせた声掛けをしながら進めていきます。
目で見た方が覚えやすい子と声や音の方が覚えやすい子がいますので、どちらの子どもにも配慮して、楽しく進めていきましょう。
この伝え方を何回か進めていく内に、大体の振りは覚えていきます。
そして、苦手そうなところや間違ってしまう子が多いところを部分的に伝えるという形にした方が良いですね。
できていてもできていなくても、最初はどこか一ヶ所でもできていればいいなくらいの気持ちで、曲に合わせて踊ることを楽しみましょう。
また、30分という時間では伝えられることは限られてきますので、1番だけやサビだけというように、最初から曲を編集しておいて、ポイントを絞って伝えても良いですね。
まだ4歳ですから、完璧に踊ることを求めず、楽しんでいるかどうかという点に目を向けてダンスに取り組んでいきましょう。
保育園の運動会の4歳児親子競技の人気5選!
運動会で子ども達が楽しみにしている競技の一つに、親子競技がありますね。
大好きな保護者の方との競技ですので、子どもはもちろん、保護者にも楽しんでもらえるように考えていきましょう。
借り物競争
借り物競争といえば運動会の定番競技ですが、幼児ですと子どもだけで行うのは難しいものです。
そこで、保護者の方と協力してこの競技をやってみるというのは如何でしょうか。
指定するものは眼鏡や帽子など、確実にその場にあって、子どもが見てもわかる簡単なものにしましょう。
カードは子どもに選んでもらい、その後で保護者と合流。
子どもが探しやすいように、合流した後は保護者におんぶや肩車をしてもらって、そのまま指定の物を借りてゴールするのも楽しめるかと思います。
ボール運び
親子で大きなビニール袋や新聞紙などを使って、数メートル先にあるボールを運び、次の親子に交代するリレー形式の競技です。
乗せることのできるボールは5つまでと個数を決めたり、落ちたものは拾い直してはいけないことにしたりしながら、最終的に自分のチームの元まで運ぶことのできたボールの数を競います。
ボールの大きさを変えて点数を付けてみたり、運ぶために使用する物の素材をいろいろ準備して選べるようにしてみたり、アレンジ次第で楽しみ方も異なりますので、ぜひ検討してみてください。
じゃんけんリレー
この競技も、リレー形式で行います。
保育者が立っているところへ、保護者と子どもが手を繋いで走っていきます。
そして、親子でじゃんけんをして勝った方が保育者とじゃんけんをしましょう。
親子側が勝てば、二人で近道を通ることができますが、負けてしまったら保護者が子どもをおんぶして遠回りをしなくてはいけません。
一周したら次の親子と後退して、先に全員がゴールしたチームの勝ちとなります。
大人が子どもを負ぶった方がスピードは速いですが、遠回りの道を通るのでじゃんけんの勝敗ではどちらが速いかわかりません。
オセロゲーム
大きめに丸く切った段ボールなどに両面異なる色を付け、それを自分のチームの色にひっくり返すゲームです。
子どもだけで行う競技としても面白いのですが、親子で行うと一味違った雰囲気になります。
3回の対戦の自分の色の段ボールの合計数で競っていけば、最後まで勝敗もわからず盛り上がりますよ。
子ども達も、準備期間中に色を塗る作業ができるので、気持ちを高めることにも繋がるでしょう。
親子で競争
クラスやチームで競わず、親子で競う形式のものも一つ紹介します。
この競技の行い方はとっても簡単で、子どもがいる場所よりも数十メートル後ろの位置に保護者がスタンバイします。
よーいドン!の合図で、親子が同時にスタートして、子どもが保護者に捕まることなくゴールすることができれば子どもの勝ち、途中で保護者にタッチされてしまえば保護者の勝ちとなるものです。
4歳児でしたら、だいぶ走りも速くなってきていますが、親が追い付けないほどでもないため、運動不足になりがちな保護者の方と行うにはちょうどよいのではないでしょうか。
一味違った親子競技を楽しみたいときには、ぜひ検討してみてくださいね。
いずれにしても、親子競技では怪我人が出やすいので、安全に十分配慮した内容にしたり、当日には注意のアナウンスを流したりすることも必要ですね。
保育園の運動会で4歳児の入場曲おすすめ5選!
入退場の曲も、競技との雰囲気や子ども達の年齢と合っていなければ、ちぐはぐな感じがしてしまい違和感を覚えるものです。
せっかくの運動会なのですから、入退場曲にもこだわってみましょう。
Happiness / 嵐
この曲は、障害物競走などの走る競技の入退場にぴったりです。
ブラスバンドが演奏している歌なしのものもありますので、そちらを使うとより運動会らしさが出るのではないでしょうか。
勇気100% / 光GENJI や ジュニア Boys 他多数カバー
みなさんご存知、忍たま乱太郎の主題歌です。
団体競技の入退場曲に使ってみては如何でしょうか。
こちらも歌なしのバージョンもありますので、歌ありで入場後、歌なしで少ししんみりと退場するなど使い分けてみても良いかもしれません。
ゲッタバンバン / 佐久智久
数年前にTVアニメ『ポケットモンスター XY』のOPとして使われていた曲になります。
サビから使っても雰囲気が出るかと思います。
ミッキーマウス・マーチ
誰もが知っているこの曲は、ディズニー楽曲を使ったダンスの入退場にぴったりです。
もちろん、他の競技に使っても違和感はさほどありません。
歩いての入退場の際には、検討しておきたい一曲となっています。
夢をかなえてドラえもん / mao
ゆったりした曲調で、歩いて入退場するときにちょうど良い曲です。
雰囲気が競うものにはあまり向かないかもしれませんが、ダンスや親子競技などには合わせやすいでしょう。
保育園の運動会で4歳児のダンスは人気曲をチェックして振り付けは工夫しよう!
夏が終われば、秋の運動会まであっという間です。
短い期間ではありますが、成長を見せる場でもあり、クラスや親子の絆を深める場でもありますから、最初から最後まで丁寧に考えていきたいですね。
・保育園の運動会の曲選びはテンポと子どもの気持ちを大切にする
・ダンスの動きに合わせた掛け声
・その日伝えるべきポイントを絞る
・親子競技は怪我人が出ないよう配慮して検討
・入退場曲は子どもの年齢と競技の雰囲気に合ったものを選ぶ
子どもも保護者も保育者も、みんなが楽しむことのできる運動会にしていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
それでは今回はこのへんで失礼します。
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