保育心理士 ユウ
保育心理士 ユウ
こんにちは。保育心理士のユウです。

新年度のバタバタが少し落ち着いたかと思えば、すぐにゴールデンウィークがやってきますね。4月の「慣らし保育」期間を経て、ようやく園生活に馴染んできたかな?と思った矢先の長期休暇。3歳児クラスの5月の月案作成において、連休明けの子どもたちの登園しぶりや、リセットされてしまった生活リズムにどう対応するか、頭を悩ませている先生も多いのではないでしょうか。

また、5月は「風薫る」と言われるように、戸外遊びや自然探索には絶好のシーズンです。ダンゴムシ探しに夢中になる姿や、シロツメクサを摘む可愛らしい姿が見られる一方で、活動量が増えることによる怪我やトラブルへのリスク管理も欠かせません。さらに、食育として「そら豆の皮むき」を取り入れたり、こどもの日にちなんだ製作を行ったりと、やりたい活動も盛りだくさんですよね。

今回は、いわゆる「5月病」とも言われるこの時期特有の不安定な心に寄り添いながら、実態に即したねらいの立て方、具体的な遊びのアイデア、反省の書き方、さらには保護者へのおたより挨拶文まで、5月の保育計画に必要な要素を網羅的に解説します。新人先生からベテラン先生まで、明日の保育に役立つヒントを詰め込みました。

  • 連休明けの不安定な子どもへの養護と教育のねらいの立て方と文例
  • 自然探索や食育、製作など5月ならではの具体的な活動内容
  • 第1週のリセット期から月末の発展期まで、段階的な週案作成のポイント
  • 保護者の安心感に繋がるおたよりの挨拶文や、次月に活きる月案反省の具体例

3歳児の5月月案のねらいと週案の書き方

5月は、カレンダー上ではたった1ヶ月ですが、子どもたちにとっては「家庭への回帰(GW)」と「集団への再適応」という大きな波を乗り越える激動の期間です。

4月に積み上げたものが崩れてしまったように見えて焦ることもあります。が、ここでの丁寧な関わりが、その後の1年間の安定感を左右します。

では、不安定になりがちな心を受け止める「養護」の視点と、春の自然を満喫しながら成長を促す「教育」の視点を、どのようにバランスよく月案や週案に落とし込んでいくか、具体的な書き方のコツを深掘りしていきましょう。

養護と教育のねらいの文例とポイント

3歳児の5月において最も意識したいのは、やはり「安心感の再構築(アタッチメントの安定)」「自発的な探索意欲の尊重」のバランスです。4月に頑張って慣れてきた園生活も、ゴールデンウィークという長期休暇を挟むことで、子どもたちの心は一時的に「お家モード」に戻ります。そのため、月案のねらいも、前半はリハビリ的な要素を強く持ち、後半に向けて徐々に活動的な要素を強めていくグラデーションが必要です。

養護(生命の保持・情緒の安定)のねらい

養護の領域では、まず子どもの不安や生理的欲求をしっかりと満たすことが最優先事項となります。連休明けは、大人でも仕事に行くのが億劫になるものです。ましてや3歳の子どもたちが不安定になるのは当たり前のこと。この「当たり前」を前提としたねらいを設定しましょう。

  • 「連休明けの不安や甘えを受け止め、特定の保育者と触れ合いながら安心して過ごす。」
  • 「生活のリズム(食事・睡眠・排泄)を整え、休息や水分補給を適切に行いながら心地よく過ごす。」
  • 「自分の思いや欲求を保育者に伝え、受け止めてもらうことで情緒の安定を図る。」

重要なのは、無理に集団行動を強いるのではなく、個々のペースで園生活のリズムを取り戻せるような温かい眼差しを言葉にすることです。「泣かずに過ごす」といった結果を求めるねらいよりも、「安心して過ごす」というプロセスの保障に重点を置きましょう。

教育(5領域)のねらい

一方、教育のねらいでは、5領域の中でも特に「環境」「健康」「人間関係」への視点が欠かせません。気候が良いこの時期は、戸外での原体験が子どもの感性を大きく育てます。

  • 環境:「戸外で春の自然(虫、草花、土、水など)に触れ、発見や探索を楽しむ。」
  • 健康:「薄着の心地よさを感じ、簡単な身の回りのこと(着脱、手洗い)を保育者に手伝ってもらいながら自分でしようとする。」
  • 人間関係:「保育者を仲立ちとして、友だちと同じ場で遊ぶ楽しさを味わう。」

特に「健康」領域に関しては、5月は気温が上がり薄着になるため、衣服の着脱がしやすくなります。「自分でやりたい!」という自我が芽生える3歳児にとって、成功体験を積み重ねる絶好のチャンスです。「自分でできた」という自信が、次の意欲へと繋がっていきます。

保育所保育指針においても、養護と教育は一体的に展開されるべきものとされています。子どもの生命の保持と情緒の安定を図ることで初めて、主体的な活動(教育)が展開されるという基本構造を忘れないようにしましょう。

(出典:厚生労働省『保育所保育指針』

ねらい作成の極意

文例をコピペするだけでなく、「今、クラスのAちゃんは虫に夢中だな」「Bくんは着替えで少し躓いているな」といった実際の子どもの姿を思い浮かべてみてください。その姿に合わせて、「ダンゴムシなどの身近な生き物に親しむ」や「パンツの着脱をやってみようとする」といった具体的な言葉を足すと、実態に即した「生きた月案」になります。

連休明けに泣く子への配慮と環境構成

「4月はあんなに元気に来ていたのに、どうして?」と驚くほど、5月の連休明けは登園時に泣く子や、いわゆる「赤ちゃん返り」のような姿を見せる子が増える時期です。玄関でお母さんから離れられず大泣きしたり、日中も「ママがいい」とメソメソしたり…。

しかし、これは決して成長の後退ではありません。お家での温かく楽しい時間を経て、再び社会(保育園)に適応しようとしている葛藤の表れであり、お家の人との愛着関係がしっかり形成されている証拠でもあります。

心の「安全基地」を作る環境構成

この時期の環境構成として最も大切なのは、子どもが登園してすぐに安心できる「逃げ場」や「拠り所」を作ってあげることです。広い部屋に放り出される感覚は、不安な子どもにとって恐怖でしかありません。

  • パーソナルスペースの確保: お気に入りのぬいぐるみやタオルをすぐに手に取れる場所に配置する。
  • 静のコーナー(カームダウンスペース): 部屋の隅にマットやクッションを敷き、少し狭くて囲われた空間を作ることで、心理的な安心感を提供します。
  • 視覚的な見通し: 「ここにお片付け」「ここは絵本」といったゾーニングを明確にし、何をする場所かが一目でわかるように整理整頓します。

保育者の立ち位置と言葉かけ

人的環境としての保育者の役割も重要です。泣いている子に対しては、可能な限りマンツーマンに近い形でゆったりと関われる時間を確保できるよう、職員間の連携(フリーの先生の手配など)を見直しましょう。

NGワードとOKワード

×「もう3歳クラスのお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだから泣かないの」

「泣かない」という否定命令は、感情を抑圧させ、余計に不安を煽ります。

◎「お家が良かったね」「寂しいね」「ママ大好きなんだね」

まずは気持ちを代弁(受容)します。自分の気持ちをわかってくれる人がいるという安心感が、涙を止める一番の特効薬です。「先生抱っこしようか?」とスキンシップを提案するのも効果的ですね。

5領域に基づく自然探索や遊びの内容

5月は「環境」領域を深めるのに、1年の中でも最高のシーズンです。3歳児の子どもたちは、図鑑を見て知識を得るよりも、実際に「見る」「触れる」「嗅ぐ」「聴く」という五感を使った直接的な体験を通して世界を学んでいきます。

月案には、単に「戸外遊び」と書くのではなく、具体的な対象物(教材)を想定した活動を盛り込むことで、保育の質がグッと高まります。

草花との触れ合い(色と感触)

園庭や近くの公園には、シロツメクサ、タンポポ、オオバコ、カラスノエンドウなど、子どもたちの遊び相手になる草花がたくさんあります。

  • シロツメクサ: 花を摘んで指輪や冠を作る(保育者が作るのを見るだけでもOK)。茎のひんやりした感触や、草の青い匂いを感じる。
  • タンポポ: 黄色い花を見つける喜び。綿毛を「ふーっ」と飛ばす呼吸の遊び。
  • 色水遊び: 摘んだ花をビニール袋に入れて水と揉み込み、色が出る不思議を楽しむ。

小さな生き物との出会い(生命の尊重)

ダンゴムシ、アリ、テントウムシ、チョウチョなど、身近で動きが面白い生き物は、子どもたちの知的好奇心を強烈に刺激します。「わあ、動いた!」「足がいっぱい!」という発見の喜びを保育者が共有し、「どこに行くのかな?」「ご飯食べているのかな?」と言葉を添えることで、単なる遊びが「探究活動」へと進化します。

活動内容 期待される育ち(領域) 保育者の援助ポイント
ダンゴムシ探し 環境:身近な生き物に親しむ
言葉:発見や驚きを言葉で伝える
プランターの下など居場所を教える。触れない子には観察ケースを用意する。
草花摘み 健康:指先を使って摘む
表現:色や形を感じて楽しむ
「プチッ」と摘む感覚を楽しむ。摘んだ花を飾る場所を用意する。
砂・泥んこ遊び 人間関係:場を共有し遊ぶ
表現:感触を楽しみ開放的になる
汚れても良い服装の準備を依頼する。水を運ぶ、固めるといった変化への気付きを促す。

第1週から月末までの週案作成のコツ

「5月」と一口に言っても、月初と月末では子どもの姿が全く異なります。1ヶ月という期間をのっぺりと捉えるのではなく、子どもの適応状態に合わせて4つのフェーズ(段階)に分けて週案を計画するのが、無理のない保育を進めるためのコツです。

第1期:リセット&受容期(第1週~GW明け)

テーマ:おかえりなさい、ゆっくり慣れよう

GW明けのこの時期は、「教育」よりも「養護」を最優先にします。活動を詰め込まず、ゆったりとしたスケジュールを組みましょう。主活動の時間も短めに設定し、自由遊びの時間を多く取ることで、子どもたちが自分のペースを取り戻せるようにします。視診を丁寧に行い、連休中の疲れが出ていないかチェックすることも重要です。

第2期:再適応&探索開始期(第2週)

テーマ:外に出て春を見つけよう

園生活のリズムが戻り、涙が減ってきたら、戸外活動を徐々に増やしていきます。気候が良い日を選んで、少し遠くの公園まで散歩に行くのも良いでしょう。この時期は、保育者が率先して「あ、あそこに何かいるよ!」と探索のモデルを示すことで、子どもたちの興味を外の世界へと向けていきます。

第3期:生活習慣チャレンジ期(第3週)

テーマ:自分でやってみよう

活動量が増え、汗をかくことも多くなります。着替えや水分補給の機会を捉えて、生活習慣の自立に向けたアプローチを強化します。「服の前後ろわかるかな?」「マークは前だよ」とクイズ形式にしたり、「脱いだ服はお布団(畳む)」と教えたり。ただし、まだ完璧を求めず、「自分でやろうとした気持ち」を認めることに徹します。

第4期:発展&梅雨支度期(第4週~月末)

テーマ:友だちと一緒に&雨の日も楽しく

クラス全体が落ち着き、友だちへの関心が高まる時期です。簡単なルールのある遊び(しっぽ取り、追いかけっこ)を取り入れたり、友だちと同じ遊び場で遊ぶ楽しさを味わえるような環境を作ります。また、6月の梅雨入りを見越して、室内でも十分に体を動かせるサーキット遊びや、じっくり取り組めるコーナー保育の準備を始めましょう。

月案の反省と評価の書き方の具体例

月末に月案を振り返る際、反省欄が「楽しそうに遊んでいた」「怪我なく過ごせた」といった感想文だけで終わっていませんか?

質の高い保育へ繋げるためには、月初に立てた「ねらい」に対して、子どもたちの姿がどうであったかというPDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)の視点を持つことが大切です。

養護の視点での振り返り例

  • 「連休明けの登園しぶりに対し、家庭での様子(睡眠時間や食事)を聞き取りながら個別に対応した。抱っこして受け止める時間を十分に確保したことで、第3週には朝の支度を自分から進める姿が見られるようになった。」
  • 「気温上昇に伴い、汗をかいたまま遊んでいる子がいた。着替えのタイミングを一斉ではなく個々の汗のかき具合に合わせて声をかけるようにしたが、まだ自分から気付くのは難しいため、次月も継続して快・不快の感覚を伝えていく必要がある。」

教育の視点での振り返り例

  • 「ダンゴムシ探しでは、最初は怖がっていた子も、友だちや保育者が触る様子を見て、観察ケース越しになら興味を持って見ることができた。次月は飼育活動へと発展させ、生き物への愛着を深めていきたい。」
  • 「着脱の際、袖口を持って腕を抜く動作に苦戦する姿が多く見られた。保育者が手を添えて具体的な動作を知らせることで少しずつコツを掴んでいる。『自分でできた』という達成感を大切にし、6月の泥んこ遊びでの着替えへと繋げていく。」

次月への申し送り

反省は「ダメだったこと」を書く場所ではなく、「次の月にどう活かすか」を書く場所です。「〇〇が難しかった」で終わらせず、「だから来月はこう援助を変えてみよう」という改善策(Action)までセットで記述すると、6月の月案作成が驚くほどスムーズになりますよ。

保育士のためのお得情報

\登録無料!お給料が一気にアップするかも?/

キララサポート保育の公式サイトはコチラ

3歳児の5月月案に取り入れたい食育と活動

5月は気候が穏やかで、自然界のあらゆるものが生命力に満ち溢れている季節です。日々の保育の中に、この時期ならではの季節感あふれる活動や食育を積極的に取り入れることで、子どもたちの五感を刺激し、興味・関心の幅を広げていきましょう。

では、多くの保育士さんが検索している人気の活動や、保護者支援のポイントについて、実践的なノウハウを交えて解説します。

戸外遊びで楽しむダンゴムシや虫探し

3歳児にとって、足元でちょこちょこと動くダンゴムシは、恐竜や珍獣にも負けない、まさにスーパーアイドルのような存在です。

5月の戸外遊びでは、この「小さな命」との出会いを最大限に活用しない手はありません。

保育心理士 ユウ
保育心理士 ユウ
まずは導入として、「ここにお家があるかな?」とプランターの下や石の裏、落ち葉の下などを一緒に覗いてみることから始めましょう。

「いた!」「丸まったね!」「足がいっぱいあるね」と、見たままの特徴を言語化して共有することで、子どもたちの観察眼や語彙力が自然と養われます。

また、子どもたちの中には虫が苦手な子も必ずいます。「触ってみなよ」と無理強いするのは逆効果です。苦手な子には、透明な観察ケースに入れて安心して見られる距離感を確保したり、図鑑の絵を見せて「これと同じだね」と確認したりする関わり方がおすすめです。

興味の持ち方は人それぞれであることを認め、それぞれの「知りたい」気持ちをサポートしましょう。

科学の芽生えを育む

ただ捕まえて遊ぶだけでなく、「ダンゴムシさん、何を食べるのかな?」「枯葉を食べるんだって!」「足は何本あるのかな?」と保育者が問いかけることで、生き物への慈しみの心や、科学的な探究心の芽生え(環境領域)を育むことができます。捕まえた後は「お家に帰してあげようね」とリリースするところまでが、大切な教育活動です。

旬の食材そら豆の皮むきを楽しむ食育

5月の食育といえば、やっぱり「豆の皮むき」が鉄板の活動です。

グリンピース、スナップエンドウ、そしてそら豆。特にそら豆は、サイズが大きく3歳児の手でも扱いやすいうえに、視覚・触覚・嗅覚を刺激する要素が満載の素晴らしい教材です。

五感をフル活用する「そら豆」体験

そら豆の皮むきには、単に「皮をむく」という作業以上の価値があります。

  • 視覚: さやの鮮やかな緑色、豆の大きさの違い、黒い筋(お歯黒)。
  • 嗅覚: 新鮮な豆特有の青々とした香り。
  • 触覚: さやの外側の固さと、内側の白い綿(ワタ)のふわふわした感触。
  • 微細運動: さやを割る指の力、豆をつまみ出すコントロール。

特に、さやの中のフカフカした感触は、子どもたちにとって驚きの体験です。事前に絵本『そらまめくんのベッド』などを読み聞かせ、イメージを膨らませておくと、「本当にベッドになってる!」「お布団ふわふわだね」と感動もひとしおでしょう。

3歳児の力ではさやを割るのが難しい場合もあるので、保育者があらかじめ少し切れ込みを入れておくなどの環境構成(配慮)をしておくと、スムーズに活動に入れます。

「自分事」として食に関わる

自分たちでむいた豆が、その日の給食やおやつに出てくるという流れは非常に重要です。

「〇〇ちゃんたちがむいてくれたお豆、おいしいね!」と声をかけ、みんなで食べる喜びを共有することで、野菜が苦手な子でも「ひとつ食べてみようかな」という意欲が湧きやすくなります。

こいのぼり製作など季節を感じる活動

「こどもの日」は過ぎても、5月いっぱいはこいのぼりを楽しみたいものです。

3歳児クラスの製作活動では、ハサミなどの複雑な道具を使うことよりも、素材の感触を楽しんだり、自分なりの表現を認めたりするプロセスを重視しましょう。

保育心理士 ユウ
保育心理士 ユウ
3歳児におすすめの技法ですが、まだ手先が十分に器用ではない3歳児には、以下のような感覚的に楽しめる技法が適しています。
  • なぐり書き(スクリブル): クレヨンで鱗の模様を自由に描く。力強い線や丸が描けるようになった発達の証を残せます。
  • シール貼り: 丸シールを鱗に見立てて貼る。指先を使う練習になります。
  • スタンプ遊び: 手形や足形をこいのぼりの体に見立てたり、梱包材(プチプチ)や野菜の切り口でスタンプしたりして模様をつける。
  • デカルコマニー(合わせ絵): 片側に絵の具をつけて半分に折り、開いた時の偶然の模様を楽しむ。

完成した作品は、壁に飾るだけでなく、ストローなどをつけて手に持って走れるように加工するのもおすすめです。園庭を走り回り、風をはらんで泳ぐこいのぼりの様子を体感することは、表現遊びや運動遊びへの素晴らしい発展となります。

保護者へのおたより挨拶文と家庭支援

5月のおたよりやクラスだよりは、事務的な連絡だけでなく、保護者の不安や疲れに寄り添う温かいメッセージを心がけたいものです。新年度の緊張が解けて疲れが出やすいのは、子どもだけでなく、お仕事を頑張っている保護者も同じだからです。

季節の挨拶文(書き出し)の文例

挨拶文には、「季節の描写」「子どもの姿」「保護者への共感」の3要素を入れると、読みやすく心に響く文章になります。

文例パターン

「若葉の緑がまぶしい季節となりました。園庭では、子どもたちがダンゴムシ探しに夢中になっています。

ゴールデンウィークが明け、久しぶりの登園に少し涙が見られることもありましたが、お友だちの顔を見るとすぐに笑顔に戻り、遊び始める姿に、4月からの確かな成長を感じています。

大人も子どもも、新しい環境での疲れが出やすい時期です。ご家庭ではゆったりとスキンシップをとって、リラックスしてお過ごしくださいね。」

家庭支援と事務連絡

家庭支援の欄には、これから始まる「衣替え」や「検診」についての案内を早めに入れておくと親切です。

「日中は汗ばむ陽気の日が増えています。活動しやすい半袖の用意や、重ね着での調節をお願いします」といった具体的なお願いや、「爪が伸びていると怪我の原因になります。週末のチェックをお願いします」といった安全面への配慮も、やんわりと伝えていきましょう。

5月病や体調管理に関する保健の配慮

5月は爽やかな季節のイメージですが、実は体調を崩しやすい時期でもあります。

いわゆる「5月病」のような精神的な不安定さに加え、朝晩と日中の寒暖差(10度以上開くことも!)が、未熟な幼児の自律神経に負担をかけるからです。

保育心理士 ユウ
保育心理士 ユウ
感染症と「寒暖差疲労」対策がこの時期は必要です。

冬の感染症が落ち着く一方で、ヘルパンギーナや手足口病、RSウイルス感染症など、初夏から夏にかけて流行する感染症が顔を出し始めます。また、汗をかいたまま冷たい風に当たって風邪をひくケースも多いです。

  • 衣服の調節: 「暑い」と感じたら一枚脱ぐ、「寒い」と感じたら着る、という調節をこまめに行います。まだ自分では判断できないので、保育者が背中に手を入れて汗をチェックし、声をかけましょう。
  • 水分補給: 遊びに夢中になると喉の渇きを忘れがちです。活動の合間に一斉にお茶タイムを設けるなど、意識的な水分補給が必要です。
  • 手洗い・うがいの習慣化: 「ブクブクうがい」が上手にできるよう、遊び感覚で練習を取り入れましょう。ガラガラうがいはまだ難しい子が多いので、無理せずステップアップしていきます。

トイレトレーニングの好機

薄着になり、洗濯物も乾きやすい5月は、トイレトレーニングを進めるのにも非常に良い季節です。おしっこの間隔が空いてきた子や、排泄への興味が出てきた子には、タイミングを見てトイレに誘ってみましょう。失敗しても「出ちゃったね、着替えてすっきりしよう!」と明るく対応し、清潔になる心地よさを伝えていくことが成功への近道です。

3歳児の5月月案作成のまとめ

3歳児の5月月案について、ねらいの策定から具体的な遊び、食育活動、そして保護者対応まで詳しく解説してきました。

この時期は「個」の世界から「集団」の世界へと意識が広がり始める重要な過渡期であり、同時に連休明けの揺らぎも抱える、とても繊細で愛おしいタイミングです。

月案作成の際は、まず何よりも子どもたちの「安心」を土台に据えてください。その安心感の上で、春の自然や旬の食材といった魅力的な環境を用意してあげること。それが、子どもたちの「やってみたい!」「知りたい!」という意欲を引き出す一番の鍵になります。

保育心理士 ユウ
保育心理士 ユウ
子どもたちが「保育園ってやっぱり楽しい!」「明日も先生に会いたい!」と思えるような、ワクワクする5月の計画を立ててみてくださいね。
ABOUT ME
保育心理士ユウ
これまで延べ500名以上の子どもの成長や保護者の支援をしてきました。 「こどものしあわせはみんなのしあわせ」をモットーに日々、保育士を応援し、育児中の保護者支援をしています!
1000人以上の保育士を育てた現役保育心理士がおすすめする転職サイト

保育士転職のキララサポートは、丁寧な面談と手厚いサポートで、非公開求人を含む5000件以上の求人から、一人ひとりにぴったりの職場を探すお手伝いをしてくれます。

しかも、転職先とのやり取りは、専任コンサルタントが代行してくれます!あなたが忙しく保育園で働いている間に、交渉してくれるので、転職活動に時間がさけない人におすすめです。

また、無料登録後の連絡は、LINE、メール、お電話、対面などから、あなたの好きなタイプを選ぶことが可能です。

選考対策も実施してくれるので、履歴書・面接に不安がある保育士さんには、ピッタリの転職サービスです。

参考▶︎情報収集だけの目的で登録OK!キララサポート保育士で周りの保育士がどれだけ高待遇なのか確認してみませんか?

キララサポート保育の公式サイトはコチラ

 

「ほいく畑」は、厚生労働大臣認可のサービスで安心して使えます。

厚生労働大臣認可の就業支援センターである「ほいく畑」は、福祉専門の人材会社としては老舗。長年の実績が認められ、大阪市など公的機関からの保育士支援事業などの実績もあるサービスです。

少数精鋭のキャリアアドバイザーがあなたの相談に乗ってくれます。競合大手エージェントと比較すると、より丁寧で、きめ細かいサポートをしてくれます。

地域密着型で対応しているエリアも全国です。よくある3エリア(関東・関西・東海)に特化しているサービスとは違い、あなたの住んでいる地域もカバーしています。

そのため、ほいく畑としか取引していないエリアのレア求人もあるため、該当地域に住んでいる保育士さんなら、登録して情報収集するだけでもかなりお得です。

参考▶︎思い立ったら行動しよう!情報収集だけでもOK!今年こそほいく畑で安心安全なキャリアアップをしませんか?

ほいく畑の公式サイトはコチラをタップ