こんにちは!
保育心理士のユウです。
ほとんどの園の運動会で競技に含まれているダンスですが、それは小さな2歳児も例外ではありません。
運動会ということで、保護者の方たちも期待を大きく膨らませて観に来てくれることでしょう。
最初に行う曲選びから躓いてしまうと、その後も大変なはずです。
そこで、今回は2歳児におすすめのダンス曲や指導に当たっての導入などについて紹介していきます。
2歳児の運動会のダンスおすすめ曲5選!
2歳児は、できる動きも限られていますので、単純な動きを繰り返すものが良いでしょう。
また、馴染みがあると子ども達の気分も乗りますので、その点を含めておすすめのダンス曲を5つ紹介していきます。
フルフル・フルーツ
この曲は、あまり聞いたことがないかもしれませんが、子ども達にとっても、身近なフルーツの名前が歌詞になっているので、耳に馴染みやすい曲となっています。
振り付けも簡単なものが動画で出ていますので、そのまま使うことができそうです。
ゆらゆら揺れたり、ポーズをとったりという簡単で可愛い動きがたくさん含まれていますので、2歳児らしさを表現できるのではないでしょうか。
かもめの水兵さん
幼い頃に歌ったり聞いたりしたことがある方も多いのではないでしょうか。
可愛らしい曲調ですし、歌詞に合わせて白い衣装で踊ると爽やかさも出てきそうですね。
また、一曲が短いので、集中力が続かない2歳児でも飽きずに踊ることができます。
地球ぴょんぴょん
2014年に『おかあさんといっしょ』で流れていた曲ですが、2019年8月にも『おかあさんといっしょ』のスペシャルステージなどには登場している人気曲です。
飛び跳ねる動きが取り入れやすい歌詞とノリの良いテンポで、楽しく踊ることができそうです。
子ども向け番組の曲ということで、この曲を知らない子でもすぐに馴染めるでしょう。
小さな世界
誰もが知るディズニーの曲となります。
ご存知の通り、ゆったりとした曲調で繰り返しのメロディのため2歳児にとっても、踊りやすいでしょう。
振り付けは保育者が考えなければなりませんが、一区切りが短いので振り付けもしやすい点がおすすめです。
アンパンマンたいそう
この曲は、1990年代から2019年現在まで『それいけ!アンパンマン』のエンディングテーマとして使用されています。
とても明るくノリの良い曲ですので、楽しみながら踊ることができそうです。
振り付けもついていますが、少々複雑なところもありますので、動きを簡略化させたり省いたりしながら踊ると良いでしょう。
大好きな子どもが多いアンパンマンの曲というだけで、食いつきも変わってきそうですね。
ただ、一曲全部ですと2歳児にとっては長いかもしれませんので、その辺りは子ども達の様子を見ながら1番だけにするなどの調整をしてみてください。
2歳児の運動会のダンス導入のポイント
2歳児は、まだまだ集団行動も難しいですし、集中力も続きません。
そのため、いかに楽しく自発的に取り組むことができるように促すかがポイントとなってきます。
そこで、まずは運動会の練習という意識をしないところから始めてみては如何でしょうか。
楽しい遊びのような感覚で取り組んでいくことができると、子ども達の負担だけでなく、保育者の負担も軽減されるかと思います。
運動会=大切な行事ということはもちろんそうなのですが、そこに囚われてきちんとやらなければと思ってしまうと、楽しむことが疎かになり、厳しい指導になってしまいがちです。
もし映像がないものでも、曲を聴きながら「なんか楽しくて、踊りたくなってきちゃったな」などの声掛けで、好きなように体を動かしてみるところから入ってみても良いでしょう。
どの方法を使うにしても、子ども達は運動会のためのダンスではなく、遊びの中のダンスとして取り組むことができます。
そして、一部分でもできていたら、たくさん褒めてあげてください。
ちゃんとできていなくても、それに近い動きができていれば良いですし、子どもによっては曲に乗って動けているだけでも正解です。
最初に嫌な印象を与えてしまうと、その後が大変ですので導入をしっかりと考え、子どもたちのやりたい気持ちを引き出していきましょうね。
2歳児運動会ダンス衣装のポイント
ダンスの内容が決まっても、衣装が決まらなければ保育者も安心できませんよね。
ダンスの衣装は、当日保護者の方が楽しみにしているものの内の一つにもなるかと思います。
そのため、しっかりと考えていきたいところです。
2歳児の衣装を考えるうえで大切にしていきたいことは、身に付けていて気にならないことではないでしょうか。
子ども達の意識は、踊りよりも衣装に集中してしまいますよね。
飾りをつける場合は、シールや折り紙などのあまり嵩張ることのないものを利用すると良いでしょう。
また、動きの中でずれてしまったり落ちてきてしまったりするものも、ダンスに集中できる衣装ではありません。
2歳児であれば、可愛さを重視したいところではありますが、その点に気を付けて考えてみてください。
帽子を被せたいのであれば、顎の部分にゴムを付けると良いでしょう。
それか、デザインによっては園生活の中で被っている帽子(小学校の赤白帽子のようなもの)に直接ピンなどで留めたり張り付けたりしてみても良いかもしれませんね。
また、よくあるビニールで作る洋服も、カサカサと音の鳴るものよりは滑りがよく音も気にならない表面のツルツルしたタイプを使うなど、工夫をしましょう。
衣装は、本番に身に付けるものですが、慣れることも必要ですので、練習中に何度か身に付けても壊れたり破れたりする心配のないものにすると、さらに安心です。
大人目線ではなく、子どもの目線に立って衣装決めをしていきたいですね。
まとめ
イヤイヤ期の2歳児なので、運動会の練習とはいえ、無理なく取り組んでいけると良いですね。
ポイントを絞って、短時間で効率よく練習していきましょう。
・ゆっくりめのテンポと短めの曲
・飽きない曲選び
・映像やパペットなど使えるものを導入に活用
・運動会の練習ではなく遊びとして取り入れる
・子ども達のできたややりたいの気持ちを大切に
・衣装はダンスに集中できるものを
・ずれや落ちることに注意
遊びの一環として取り組むことは大切ですが、メリハリはつけてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
それでは今回はこのへんで失礼します。
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