宇宙って、とても神秘的で魅力的ですよね。
子どもにとっても、宇宙は興味を惹かれるものであることが多くあります。
子ども達がもし宇宙に興味をもって、保育園でごっこ遊びに発展していたら、より楽しむために宇宙ごっこ製作を行ってみるのも良いかもしれません。
しかし、そうなると頭を悩ませるのは指導案ではないでしょうか。
今回は、宇宙ごっこについて保育園で制作するにあたり、内容を具体的に紹介し、ねらいや指導案についても紹介したいと思います。ぜひ目を通してみてください。
保育園で宇宙ごっこ製作が誰でも簡単にできる方法!【幼児】
宇宙ごっこをするのに必要な物を作るとしたら、どんなものを思い浮かべるでしょうか。
子ども達のアイディアを拾って、材料や作るものを一緒に考えていくのも良いでしょう。
着たり被ったりして宇宙飛行士になりきるものか、あるいは、飛ばして遊ぶものなのか。
どちらを作っても、宇宙ごっこはできると思います。
飛ばすものであれば、ロケットなどが出てくるでしょう。
いくつかの作り方を、下にまとめていきますので、参考にしてみてください。
・宇宙ヘルメット
<材料>牛乳パック2つ、厚紙、紙 適量
①2つの牛乳パックを底が中心となった十字型になるように切り開きます
②左右の辺を切り落とし、縦長になるようにします。厚紙も3センチ幅くらいに切っておきましょう
③切った2つの牛乳パックを十字になるように中心を合わせて重ね、固定します
④十字のうち、1本だけ切り落とし、残りの3本の端を厚紙に貼り合わせます
(厚紙が半円になるように)
⑤牛乳パックの隙間が埋まるように紙を貼り付けたら完成です
また、ヘルメットの両脇に牛乳パックやトイレットペーパーの芯をくっ付けてカメラに見立てると、より宇宙ヘルメットらしくなるでしょう。
子どもの様子に応じて、牛乳パックは保育士が切っておいたり、事前に土台だけ個人的に一緒に作ったうえで、一斉の時間に最後の工程だけ行ったりするなど、工夫してみてくださいね。
・ロケット
<材料>トイレットペーパーの芯、紙コップ、輪ゴム、折り紙
①トイレットペーパーの芯に折り紙を巻いたり、窓や模様を描いたりしながら、ロケットを作ります
②折り紙で作った羽を貼り付けます
③紙コップを好きなようにクレヨンや折り紙などで飾り付けます
④紙コップの口部分に4ヶ所の切り込みを入れ、輪ゴムが交差するように捻ってからひっかけたら完成です
紙コップを発射台として、ロケットを飛ばして遊ぶことができます。
羽が折れてしまうようであれば、トイレットペーパーの芯を切ったり厚紙を使ったりしてみてください。
作ったものを身に付けてふわふわと宇宙空間を漂ったり、ロケットを飛ばして自分の行きたい星へ行ってみたり、色んな工夫をして楽しんでくださいね。
保育園でする宇宙ごっこ製作のねらいの作り方は?
ねらいを決めていくうえで重要なことは、『必ず子どもの実態を元にして決める』ということです。
今、子どもは宇宙に関心があるのか、製作に関してはどこまでできるのかなど、多方面から子どもの姿を捉えて、ねらいを決める材料にしましょう。
また、ねらいというものがどういったものかわからないという方は、育ってほしい姿や身に付けてほしい能力や知識などを想像してみてください。
今回の活動は、宇宙ごっこ製作ですので、ロケットや宇宙人など宇宙に関するものへの関心、製作でどのような技術を身に付けるのか、その製作やごっこ遊びを通して何を感じてほしいのかという3つが大きな柱となるかと思います。
例えば、この3つをそれぞれねらいにしてみると、
『宇宙への興味・知識をさらに深め、クラス全体で共有する』
『製作を通して、ハサミで曲線を切る』
『自分の手で作ったものを使って遊ぶ喜びを味わう』
などが考えられます。
しかし、もし2番目や3番目だけを今回のねらいにしてしまうと、宇宙ごっこ製作である必要性がなくなってしまいますよね。
いずれにせよ、活動の柱となりますので、ねらいはきちんと目的をもって決めましょう。
保育園する宇宙ごっこ製作の指導案の作り方は?
基本的には、指導案の書き方はどれも同じです。
・ねらい
・環境構成
・内容
・その他
ねらい
ねらいに関しては、前項で書いた通りになります。
環境構成
使用した方が安全に落ち着いてできるのか、それとも、ある程度立ち歩けるようにして友達同士の助け合いがしやすくするのか、子どもの様子と製作に使う物(ハサミやのり等)を考慮して、考えていきましょう。
ごっこ遊びを行う場所も、室内にするか外にするかでは、大きな違いがあるかと思います。
そして、何よりも安全面に配慮して決めることが大切です。
環境構成は、言葉での説明が難しい場合もありますので、図にしておくと、より見やすくわかりやすい指導案になります。
内容
ねらいと混同してしまう方もいますが、これは、ねらいを達成するために必要なことを具体的に書きます。
ここでは、『子どもの活動』と『保育者の援助・配慮』という項目に分けていきます。
・子どもの活動
この項目は、子どもが実際に行うことを細かく書いていきます。
完成図も記入してあるとなお良いでしょう。
また、ここで気を付けたいのは、時間配分です。
当日は、何が起こるかわかりません。
何かハプニングがあるかもしれませんし、特に製作は時間の予想が難しいところです。
・保育者の援助・配慮
ここには、保育士が行うことを記入します。
しかし、「○○を配布する」「製作を援助する」という言葉では、何の具体性もありません。
「指示があるまで触れぬよう伝えてから、安全に気を付けてグループごとに○○を配布する」「様子を見守りつつも、子ども達が不安を感じないよう臨機応変に援助をする」など、保育士がその援助を行うことの意味やタイミングを具体的に書きましょう。
その他
細かいので項目別にはしませんが、日付や準備物など、他にも書くことはあります。
当日の子どもの姿、自分の姿、どんな風な声掛けをしてどんな声が返ってくるのか、しっかりと頭の中でシュミレーションしながら、具体的に書くことを心掛けましょう。
指導案は、余裕をもって書き上げ、しっかりと見直しをしてくださいね。
まとめ
自分が作ったもので遊べるということは、子ども達にとって大きなことです。
充実した内容にするためにも、下のポイントを押さえておきましょう。
・子ども達の興味やアイディアから作るものを決める
・臨機応変に子ども達が行う工程を調整する
・ねらいは子どもの実態を元にして育ってほしい姿や身に付けてほしいことを設定
・安全面や時間配分に十分注意して誰が見ても保育内容が理解できる指導案を作成
製作もごっこ遊びも、子ども一人ひとりの様子を見守りながら、楽しく行うことができるように配慮していきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは今回はこのへんで失礼します。
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