こんにちは。
保育心理士のユウです。
運動会といえば、全学年が協力して競ったりそれぞれの成長を見てもらったりする場ですが、年長さんとなるとその役割も大きいかと思います。
保育園の中とはいえ、最年長の年長さんの姿は、下の学年の子ども達の憧れでもあります。
特に、ダンスではその学年の全員の見せ場となり、隊形や振り付けにも工夫が必要です。
そして、それらを覚えるのは子ども達なので、指導の仕方もよく考えなければいけませんね。
今回は、集中力を維持できるようにする方法を含めて、年長さんにオススメの曲も紹介していきたいと思います。
ちなみに、運動会のダンスに関しては1冊本を持っておくと便利ですよ!
特に、保育園でもスマホで見れる電子書籍タイプがおすすめ。
自由自在に持ち運び可能でかさばらないのが嬉しいですよね。
ちょっとしたトイレの時間やスキマ時間に見ることもできます。
◆参考◆→運動会のダンスを教えるのが楽しくなる!子どものキラキラした笑顔と意欲をグッ引き出す保育士が読むべき1冊の本はこちら!
保育園の運動会の年長ダンス人気曲5選!
年長さんになったら、少し難しい振り付けや速めのテンポでも踊ることができるようになってきて、選曲や振り付けの幅が広がりますね。
ここでは5曲紹介しますので、ぜひ候補に入れてみてください。
①えがおのまほう
この曲は、NHKで放送されている『はなかっぱ』のOPとして知られている曲です。
今年(2019年4月)リリースされたばかりの曲なので、昨年の曲と被ってしまうという悩みは解決してくれます。
テンポは速めになっていますが、公式MVの振り付けは簡単なものになっていますので、年長さんでも踊ることができるでしょう。
②しゃかりき!ソーラン・サンバ
運動会といえば、小学校ではソーラン節を踊っているのをよく目にしますよね。
この曲は、そのソーラン節のメロディーが所々に使用されているものの、基本はサンバの軽快なリズムなので、小さい子どもたちも楽しんで踊ることができるものになっています。
ポンポンを持って踊ると可愛らしいですよ。
③あいうえおんがく♪
GReeeeNが歌っているこの曲。
以前LINEのアニメにも使われており、とても明るく軽快な曲調となっています。
ブームは過ぎてしまいましたが、子ども達の耳に残りやすい楽しい曲ですので、ぜひ候補肉加えてみては如何でしょうか。
④やってみよう
WANIMAがカバーした曲で、auのCMに使われていた曲としても知られています。
保育園の中で最年長の学年が踊るのに、ぴったりの曲であるように思います。
⑤笑―笑 ~シャオイーシャオ!~
ももいろクローバーZが歌っている曲で、昨年『クレヨンしんちゃん』の映画の主題歌にも使われていました。
明るい曲調で、笑顔をテーマとした歌になっているので、運動会を盛り上げる年長さんにはピッタリではないでしょうか。
振り付けの動画も出ていますので、アレンジを加えながら踊っても楽しそうです。
年長さんですから、それまでの学年とは一味違ったものにしたいですね。
これまでの成長が感じられるように、少し難しい振り付けも挑戦してみてください。
保育園の運動会で年長がダンスを集中してやる気になる方法!
曲も振り付けも決まっていざ練習を始めようと思っても、子ども達が全員すぐにやる気になるわけではありませんよね。
ダンスに苦手意識を持っていたり、他のことに夢中になっていたりして、取り組むことに一苦労ということもあると思います。
そんなときは、園の中で最年長という立場を活かしてみては如何でしょうか。
普段の生活の中でも、「さすが年長さん!」「お兄さんお姉さん、かっこいいね!」なんて言葉が飛び交っていることでしょう。
子ども達は、そのように褒められると、どの子も嬉しそうにさらに頑張りを見せてくれます。
そこで、運動会の練習においても、下の学年の目に入るところで練習をしてみたり、ある程度できるようになったら下の学年の子を少人数でもいいので呼んできて披露したりということをしてみるのです。
もちろん、他の学年の活動の妨げになってはいけません。
しかし、自由時間に自発的に踊っている子のことを見てもらい、そのときに受けた褒め言葉を全体練習のときに全員に向けて伝えてあげるだけでも、効果はあります。
年長さんになれば、時間もある程度わかるでしょうから、今日はここまでは絶対に頑張ろうという目安をしっかりと決めておくことも大切です。
いつ終わるかわからない練習よりもゴールが見えている方が、子ども達もそこまではという気持ちで頑張ってくれることも多いのです。
年長さんという立場を活かして、練習に取り組んでみてください。
保育園の運動会で年長ダンスを自閉症児がする時の関わり方
保育園には、様々な特徴の子どもたちが通園しています。
そして、その中には自閉症を抱えた子どももいるかもしれません。
そんなときの指導方法や対応は、ベテランの保育士でも悩むことが多いですよね。
個々によって症状の度合いや差があるため、完全な正解を導き出すことはできませんが、ここでは手掛かりとなるいくつかの方法を紹介しますので、行き詰ったときには試してみてください。
そのため、まずはその子が興味を持つことができるような働きかけをしてみると良いでしょう。
数字に強い関心があるのであれば、振りの説明に番号を付けてあげるとわかりやすくなるかもしれません。
カードに振り付けの絵を描いて、曲に合わせて捲ってみる遊びから入るのも、興味を持つきっかけ作りになります。
また、やりたいけれどついていけないために挫折してしまうということもありますので、隣でサポートする保育士を付けることも検討していきたいところです。
友だちと関わりがあって姿が目に入るようであれば、隊形を2列などにして、踊れている子どもを自閉症児の前に位置付け、真似をしながら踊れるよう工夫することも大切ですね。
もし、間違えてしまうことが多くても、少しでもできたときにはわかりやすい形で褒めてあげましょう。
そして、自閉症児の親への伝達や子ども同士での関わり方も日頃から丁寧に行ってください。
運動会当日は、どんなに練習をしていても、大勢の人を前にしたりいつもと雰囲気が違ったりしていて、パニックになってしまうことがあります。
しかし、日々子どもたち同士での関わりや助け合いがあれば、自然と隊形移動のときに手を引いてくれたり何か声を掛けてくれたりする子どももいるものです。
それは、保育士が日常の中でどのように自閉症児に接しているのか、他の子ども達との関わりをどのように作っているのかという部分が影響してくるでしょう。
家庭側への配慮としては、日々の練習の様子や当日の予想される姿への理解を保育士側から親へ伝えておくことも必要ですね。
ダンスが楽しいものであるのか、苦痛を伴うものであるのかは、個々によって違います。
もし、ダンスが苦痛なものだとしても、行っていく内に少しでも興味を持ち、楽しいと感じることができるようにする指導や関わり方を、当人の姿を見ながら真摯に考えていきましょう。
まとめ
運動会の練習では、子ども達の気持ちをいかに持続させるかが大切です。
ポイントを絞り、楽しく取り組んでいきたいですね。
・他の学年よりも少しレベルアップした振り付け
・テンポは少し速めでも可
・他の学年の声はやる気に繋がる
・年長だから理解できることで区切りをつけて
・ダンスに興味を持つきっかけづくり
・他の保育士や友だちのサポート
年長さんの頑張りを認めつつ、息抜きも忘れずに本番に向けて練習を行っていきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
今回はこのへんで失礼します。
◆参考◆→子どもがグングン成長する姿に感動できる!運動会の不安が吹き飛んで子どもが真剣な眼差しでダンスをして欲しい時に手に取る1冊はこちら!
保育士転職のキララサポートは、丁寧な面談と手厚いサポートで、非公開求人を含む5000件以上の求人から、一人ひとりにぴったりの職場を探すお手伝いをしてくれます。
しかも、転職先とのやり取りは、専任コンサルタントが代行してくれます!あなたが忙しく保育園で働いている間に、交渉してくれるので、転職活動に時間がさけない人におすすめです。
また、無料登録後の連絡は、LINE、メール、お電話、対面などから、あなたの好きなタイプを選ぶことが可能です。
選考対策も実施してくれるので、履歴書・面接に不安がある保育士さんには、ピッタリの転職サービスです。
参考▶︎情報収集だけの目的で登録OK!キララサポート保育士で周りの保育士がどれだけ高待遇なのか確認してみませんか?
「ほいく畑」は、厚生労働大臣認可のサービスで安心して使えます。
厚生労働大臣認可の就業支援センターである「ほいく畑」は、福祉専門の人材会社としては老舗。長年の実績が認められ、大阪市など公的機関からの保育士支援事業などの実績もあるサービスです。
少数精鋭のキャリアアドバイザーがあなたの相談に乗ってくれます。競合大手エージェントと比較すると、より丁寧で、きめ細かいサポートをしてくれます。
地域密着型で対応しているエリアも全国です。よくある3エリア(関東・関西・東海)に特化しているサービスとは違い、あなたの住んでいる地域もカバーしています。
そのため、ほいく畑としか取引していないエリアのレア求人もあるため、該当地域に住んでいる保育士さんなら、登録して情報収集するだけでもかなりお得です。
参考▶︎思い立ったら行動しよう!情報収集だけでもOK!今年こそほいく畑で安心安全なキャリアアップをしませんか?